SemarangのRumah Po Han(展覧会の会場)のいたるところに、何十枚ものコラージュ作品が整然と飾られています。雑誌や新聞、眼鏡、麻布などを使ったコラージュ作品だけでなく、使い古しのマネキンをシックな服に見立てた作品まであります。
ユニークなのは、「Refelction of Selflove」をテーマにした作品群です。
Kolasemauku Communityの代表のDeby Selvinaは、「Refelction of Selflove」と題されたこの展覧会は、Semarangの人々、特に若い人たちに自分をもっと好きになるよう意識付けすることを目的に開催していると述べました。
リサイクルされた紙やプラスチックで作られた一連の作品は、Semarangのコミュニティやネットワーク、芸術団体のメンバーである数十人の若者たちによってまとめられました。この展覧会には、SMP 39 Semarang(中学校)、Uprising Batang、Gemuruh Gigs(コミュニティー)の数十人の若者と、Universitas Dian Nuswantoro(大学)のビジュアルコミュニケーションデザイン学科の学生も参加しています。
コラージュアーティストの一人であるFaraは、麻布やチークの葉、木の枝などを組み合わせて、「Hymn of Heartbeat」というテーマのコラージュを作ったと述べました。この作品には、人間にはそれぞれ暗い部分と明るい部分がある、というメッセージが込められているそうです。
さらに、現在も発展しているコラージュアートは、アートを通してあらゆる問題を処理することが期待されているとFaraは述べました。