世界がんデーを記念して、Yayasan Kanker Indonesia(YKI)はMSD Indonesiaと協力して、がんサバイバーによる芸術作品の展覧会を開催しました。
「Close the Care Gap」と題されたこの展覧会は、2024年2月2日から4日まで、TangerangのIndonesian Design District、PIK 2で開催されました。展示された芸術作品は、絵画、タイポグラフィ、詩など多岐にわたります。
この展覧会は、がんサバイバーの感情と経験を反映した4つの旅のフェーズに分かれています。
最初のフェーズは「がん診断時の心と思考」であり、がんが初めて診断されたときの心の状態を探るもので、次に「がん戦士のカラフルな夢」のフェーズでは、がんに打ち勝つための夢と決意を描き、さらに「私とがんとの物語」のフェーズでは治療を受けながら闘う中での感動的な視点を提供し、「がんサバイバーとしての闘いと夢」のフェーズでは、がんサバイバーたちの前向きな希望を示しています。
Yayasan Kanker Indonesia(YKI)の広報Pratiwi Askarは、芸術ががん患者にとって癒しの一形態であり、ここで展示されているものは、絶望、恐怖、そしてがんサバイバーの勇気の反映ですと述べました。
Pratiwi Askarは、 Yayasan Kanker Indonesia(YKI)がさまざまな芸術活動も開催しており、がん患者が孤独を感じず、アートの展覧会のような創造的なイベントに開催し続けるようにしていることを述べました。
腸がんサバイバーの一人であるUmbu L.P Tanggela(67歳)は、57歳でがんと診断された際に絵を描くことで治療に取り組む意欲を見いだしたと語りました。
MSD IndonesiaのコミュニケーションリードであるNabila Astariは、この展覧会ががんに関する教育の場でもあると述べました。
「この展覧会では、がんに関する様々な教育トークショーや『Ngobrolin Kanker(がんについてお話ししましょう)』と題された健康セミナーも行われています。対象は肺がん、乳がん、子宮頸がんなど、すべてがインドネシア人に多く見られるものです」 Nabila Astari(MSD Indonesia コミュニケーションリード)