Indonesian Contemporary Art and Design(ICAD)の展覧会が再びジャカルタで行われています。
第13回の Indonesian Contemporary Art and Design(ICAD 13)は、2023年10月13日から11月26日まで、ジャカルタ南部のGrand Kemang Hotelで開催されています。
ICAD 13 フェスティバルディレクターのEdwin Nazirは、ICADが他の展覧会と異なるのは、公共の場で開催されていることだと述べました。
またEdwin Nazirは、ICAD 13の会場である建物の敷地が、JalanPulang(アーティストグループ)によるジネット状のインスタレーションでカバーされていると述べました。ホテルの部屋内にもアートが組み込まれており、Rara SekarとRangga Kuzuma(アーティスト)による「Belantara(2023)」などのアートがエレベーター内で見つかることがあります。
ICAD 13では、キュレーターのマニフェストとして「Feel-Good Lab」というテーマを採用しています。ICAD 13 リードキュレーターのAmanda Ariawanは、「Feel-Good Lab」のマニフェストは、日常の制作活動と調和を取り、感情的な幸福感を現実の世界で認識する状態を作り出すことを信じていると述べました。
「このマニフェストから出発し、ICAD 13の展示会は実験的なラボとして扱われ、この状況に関する批判的な思考を達成または表現するための場所です。ここはアーティスト、デザイナー、および一般の人々が感情を探求し、活性化し、再処理できる空間です。」 Amanda Ariawan( ICAD 13 リードキュレーター)
アーティストとデザイナーによって展示される作品は、ケア、ユーモア、幸福な気持ち、および周囲の対照的な感情に関する概念について詳細な視点を提供することが期待されています。
「Feel-Good Labのテーマは、単なるポジティブな感情の祝典として選ばれたのではなく、アーティストと訪問者がICAD 2023のアートを通じてその感情を創造するように誘導されます。 したがって、アート作品はそれを(feel good)視覚、音、声、感覚など、どのようなものでも通じて表現できる必要があります。それを感じるのはアーティストでも観客でも問題ありません。」 Amanda Ariawan( ICAD 13 リードキュレーター)
今年、個人とコレクティブからの ICAD 13への作品の応募数は、昨年の2倍に増加し、18の都市と7つの国から応募がありました。
ICAD 13に参加したアーティストは合計54人で、約54の作品が展示されていますとEdwinは述べました。これらの作品は「Special Appearance」、「In Focus」、「Featured」、「Open Submission」、および「Collaboration」という5つのカテゴリに分かれています。
ICAD 13は展覧会だけでなく、アートパフォーマンス、ワークショップ、およびトークプログラムなど、無料で参加できるイベントも提供しています。